はうたんブログ

不動産鑑定士✖不動産投資で月100万円/CFを目指す31歳既婚男性のブログです。

【悲報】孤独死に対する損害保険が存在しない切なさ

今回のテーマは熱い!

どんな方でも基本的にウェルカムの姿勢で賃借人を受け入れる方にとっては切っても切れない問題。そう、「孤独死」です。僕も基本的にウェルカムです。

 

しかし、ウェルカム星人でも孤独死に対する不安は拭えません。

不幸にも室内で亡くなられ、発見が遅れた場合に『単身年配者が孤独死をした場合の原状回復費用を破汚損特約でカバーできるか?』

というテーマに切り込みたいと思います。

 

以前に一括比較サイトにて見積りを取りました

東京海上日動

セコム損害保険

・朝日火災海上保険

の三社では、破汚損特約にて孤独死に対する損害を補償することはできるかどうかを問い合わせしてみました。

結論としましては、補償することはできないとのことでした。

 

 

理由としては、

孤独死のあとに腐敗し、床を汚損する行為や匂いが付着する行為は破汚損特約の定義にある「不足かつ突発的な事故」の対象とならない。理由としては、心不全や、脳梗塞等によって亡くなることは突発的な事故。ただし、腐敗は時間が経過することによって起こる現象であり、突発的ではない。

 とのことでした。

さらに付け加えて言われたのが、

心臓病などの持病で通院されていた方が心不全でなくなったら、それは「不足」ではない。

しびれるね。怖いね。心臓病の方→心不全がイコールなのかと問いたい。

つまり、以前に

上記の保険会社では単身年配者が孤独死をした場合の原状回復費用を破汚損特約でカバーできないという結論に至りました。

 

 

高齢化社会から「超」高齢化社会への突入もカウントダウンが始まっている中で、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進は国の責務ですよね。 research.nttcoms.com

 

他の保険でカバーできないかさらに調べる必要がありそうです。